おうどん屋さん
2017.08.27 Sunday
見つけたら入って食べる
京都にはまだ街のおうどん屋さんがある。
私の子どもの頃から思うと随分少なくなった。
後継者不足やファミリーレストランや大手外食産業の参入など、さまざまな理由が考えられる。
とにかく今、街のおうどん屋さんは外食産業界における絶滅危惧種だ。
そんなおうどん屋さんを私はこよなく愛している。
店の中に漂う鰹節の匂い。
店の奥では頑固で気の弱そうな旦那が食べ物を作り、しっかり者で気の強そうなおかみさんが客を切り盛りし、レジを裁く。
何十年も貫いている営業スタイルには重厚なものさえ感じる。
親子どんぶりは私の外せない鉄板メニュー。
初めてのお店ではたいがいこれを注文する。
私の中では、親子どんぶりの善し悪しがその店の値打ちを決めると言っても過言ではない。
喰い意地の張る私はおうどん屋さんの冷麺も喰う。
中華料理店の冷麺とは一味違うおいしさがある。
親子どんぶりと冷麺で腹がはちきれそうになったので店を出た。
く、く、喰い過ぎた・・・(;一_一)
8月27日
ふるかわひであき