ふるかわひであきが、日頃の出来事をただ淡々と耽々と語ります。ただ淡々と耽々と毎日続けるブログです。くじけた時も、淋しい時も、裏切られても、だまされても、いじめられても、泣かされても、平気な顔して続けます。ブログは歌とカウンセリングとSC便りを超えられるか・・
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考えさせられる 2

弱者の視点

強制不妊手術で異議を申し立てているのは自己主張ができる軽度の知的障害者だ。

もちろんその悲しみは痛いほどわかる。

けど、この問題は被害者と加害者の二分割で考えられるほど単純な問題ではない。

当時の医師だって、好き好んで不妊手術をした人ばかりではないだろう。

悲鳴をあげる家族から懇願され、法律的にも問題がないのなら仕方なかったのかもしれない。

 

知的に障害のある女子を狙うのはヤクザやチンピラだけではない。

彼女達を保護すべく働く施設職員や警察官、福祉関係の人間からも狙われる。

障害者施設における性的虐待事件は後を絶たない。

 

先週の金曜日にも大阪にある福祉施設の職員が性的虐待容疑で逮捕されている。

言うまでもないのだか、逮捕されたり事件が明るみにでるのは、ほんの氷山の一角だ。

 

それではあんたは知的障害者に強制不妊手術を受けさせることに賛成なのか?と問われれば、それはもちろん反対だ。

だけど、性的虐待を受けたり、悪い人の餌食になったり、そんな世の中に目を向けずにこの問題だけを語っても仕方ないのではないだろうか・・・。

 

弱者の味方をすることは気持ち良いし、かっこいい。

だけどいくら言い聞かせても言うことを聞かず家出を繰り返し、性感染症や妊娠の危険や世間の差別の目にさらされ、それでも一生懸命障害のある我が子を育ててきた親の悲鳴にも耳を傾けるべきだ。

 

親だって好き好んでこんな非人道的な手術を子どもに施したくはない。

 

そうせざるをえない事情があるのだ。

 

どんな事情があろうと、こんなことは絶対いけないというのは簡単だし、もちろんそうあって欲しい。

だけど女性の受刑者の多くに軽度の知的障害者が存在することをもう一度思い出して欲しい。

彼女達は法を犯した犯人でもあるが、被害者でもあるのだ。

 

そうせざるをえない事情のない世の中を作りたいと思う。

 

3月14日

ふるかわひであき

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