ふるかわひであきが、日頃の出来事をただ淡々と耽々と語ります。ただ淡々と耽々と毎日続けるブログです。くじけた時も、淋しい時も、裏切られても、だまされても、いじめられても、泣かされても、平気な顔して続けます。ブログは歌とカウンセリングとSC便りを超えられるか・・
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障害者監禁事件 3

今も続く監禁

門真市で起きた一家4人殺害事件の判決が4月13日に出て、懲役30年の刑が言い渡された。

求刑は死刑だったが、精神障害を理由に減刑された。

被害者遺族にすれば、「なんでそんな精神障害者を野放しにしておいたのだ!」と思うだろう。

加害者の家族にすればひたすら謝るしかない。

こういう事件が起こる度に、精神障害者の偏見はまた強くなる。

そうなると、精神障害者と暮らす家族にしたら、いつ我が子が加害者になるのか分からない不安と恐怖にいつもさいなまれる。

精神障害者が家族にいるということは、常に世間体という恐ろしいバケモノに強迫されている状態とも言える。

「精神障害のある子どもが何か事件を起こしたら、それは全部家族が悪いのだ!」

もちろんそんな理屈は通用しない。

だが、自分の家族が被害者になったりすると、やっぱりその加害者の家族に憎しみの目が向く心情もわからなくもない。

しかし、何よりそのことを恐れているのは精神障害者と暮らす家族だ。

いつもびくびくと暮らさなければならなくなる。

そこから救われる道はただ一つ。

精神障害を患う我が子を閉じ込めておく(監禁する)ことだ。

この解決方法以外にもいろいろ解決策は考えられる。

いっそ我が子を殺して自分も死んでしまう無理心中もそのひとつ。

精神障害者が事件を起こすと大きなニュースになるが、精神障害者の親が無理心中を計ってもほとんど報道されない。

その数は相当多いと思われる。

しかし、無理心中するのはあまりにも我が子が不憫だし、他に解決方法がないのなら、監禁せざるをえない。

「え〜!いくら障害があるからって、我が子を監禁するなんて、そんなのかわいそう・・・」

そんな同情のコメントも、自分の家族が被害者になったら一変する。

「なんでそんな精神障害者を野放しにしておいたのだ!」

そんなことを想像すると、我が子が世間様に顔むけできないようなことをするくらいなら、自分が悪者になって我が子を監禁すれば事は済む。

そんなふうに考えてしまう家族の心情を考えてみる人は少ない。

4月16日

ふるかわひであき

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