ふるかわひであきが、日頃の出来事をただ淡々と耽々と語ります。ただ淡々と耽々と毎日続けるブログです。くじけた時も、淋しい時も、裏切られても、だまされても、いじめられても、泣かされても、平気な顔して続けます。ブログは歌とカウンセリングとSC便りを超えられるか・・
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修学旅行

今も昔も

私の時代、修学旅行と言えば小学校ではお伊勢さん。中学では山口県だった。

みんなでバスや電車で移動し、わいわいがやがやと騒ぎながらとても楽しい思い出がある。

なんで山口県だったのかは分からない。

当時テレビのCMで「おいでませ〜、山口へ〜」というのが流行していた。

観光に力を入れていたのだろう。

秋芳洞という洞窟やカルスト台地という、白い岩がもこもことある所を観光した記憶がある。

 

人により様々な修学旅行の思い出があるだろう。

この修学旅行、歴史を遡ればその起源はなんと明治時代。

いろんな国策に左右されながらも、平成の現在まで存続されている。

 

昔は家族で旅行に行けるような裕福な家も少なく、ましてや観光で旅行するという贅沢なことは一生に一度くらいの感覚だった。

特に貧しい農村漁村林業などの一次産業に従事する家族の子どもは、修学旅行どころか、学校にも行かせてもらえなかったのだ。

その当時(戦前、戦中、戦後あたり)の子ども達にとって、修学旅行は夢の大イベント。

参加できたら、まさに宝くじに当選するがごとくの喜びだった。

 

その一方で、貧しくて参加できない子ども達の思い出話もたくさんある。

 

みんなが修学旅行のために乗り込んだ汽車を、みんなから見えないところでじっと泣きながら見ていた子ども。

親にお金がないのを理解し、自分は行くのを辞めて、そのお金を弟や妹のために取っておいた子ども。

修学旅行のお土産のお菓子を笑顔でもらい、家に帰ってから泣きながら食べた子ども。

 

そんな事情をこの映画は実によく表現している。

大石先生:「あんたが今苦しんでるのはあんたのせいでもないし、家族のせいでもないわ。だから自分にがっかりしちゃだめ」

 

みんなが修学旅行に行くのに、自分は行けない悲しみ。

そんな自分にがっかりしない子はいない。

それでも大石先生は子どもを支え続ける。

 

6月1日

ふるかわひであき

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