ふるかわひであきが、日頃の出来事をただ淡々と耽々と語ります。ただ淡々と耽々と毎日続けるブログです。くじけた時も、淋しい時も、裏切られても、だまされても、いじめられても、泣かされても、平気な顔して続けます。ブログは歌とカウンセリングとSC便りを超えられるか・・
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発達障害と家族 3

不安

 

この事件があった直後から、同じような相談が多く私に寄せられた。

それは発達に問題を抱える子どもを育てる親御さんや祖父母からの悲鳴にも似た相談。

 

「うちの子も将来、今回のような殺人事件を起こすようなことはないでしょうか?」

 

なんでこんな相談が増えたかというと、今回の犯人(以後Aと記す)は発達の障害を持っていたと報道されたから。

そこで今回の事件をAの成育歴から振り返り、後付けではあるが、解決の道筋を私なりに考えてみた。

情報はマスコミや週刊誌によるものだが、感情的で情動的な報道ではなく、客観的事実と思われることだけを取り出して考察する。

 

 

1・保育園時代

 

Aは彼の通う保育園から「アスペルガー症候群(発達障害のひとつ)」を指摘されていた。

発達の問題は幼少期に一番わかりやすく出る。

まず最初に気付かれるのが3歳児健康診査、いわゆる3歳児検診。

 

3歳児検診の前に1歳6ヶ月健診もあるが、1歳6ヶ月健診ではまだ幼すぎて分からないことが、3歳を過ぎる頃に顕著に現れる。

その症状は思春期を過ぎて、大人になるにつれ分からなくなることも多い。

だから3歳児検診はとても大切な検査だ。

幼稚園や保育所に勤める先生や保健師はそのことをよく知っている。

しかし、幼稚園や保育所の指摘を否定する親もたくさんいる。

それはそうだろう。子どもが多動であったり、言葉が遅かったり、奇妙な話し方をするのはよくあることだ。

サザエさんに出てくるタラちゃんだって妙な敬語を使っているが、そのことに関して、人は「可愛い」と思うが「発達障害かも」なんて誰も思わないし、まして親なら思いたくない。

 

親が障害を否定すると、教師や援助者はもう先に進みにくい。

「うちの子を障害児扱いするのですか!」なんて突っ込まれると、人権問題として訴えられる可能性もある。

Aの母親は「大人になれば治る」と思い、病院などの受診はせず、父親は「他の子に比べて成長は遅れていると思っていたが、学校の先生にこの子は普通(障害がない)ですよと言われて、病院や支援学級には入れなかった」と書かれている。

 

6月20日

ふるかわひであき

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