ストレスを考える 9
2019.02.01 Friday
心と体はつながっている
<悲しい時の心と身体>
例えば可愛がっていたペットが死んでしまった時、どんなストレス反応が起こるでしょう。
「心」は悲しく沈み込み「なんで死んでしまったの!」と怒りがこみ上げてきたり、楽しいことに目がいかなくなったりします。
「身体」はどんな反応をするでしょうか。涙がポロポロこぼれて止まらない、肩の力ががっくり落ちる、胸が痛む、頭がズキズキするなど、ふだんとは違う状態になります。
<嬉しい時の心と身体>
一生懸命描いた絵がコンクールで金賞に選ばれたらどんな反応が起こるでしょう。
「心」はとっても嬉しくて、明るい光がさしたような気持ちになるでしょう。
早く帰って家族にこのことを伝えたくてたまらなくなるでしょう。
「身体」は「やったぁ」と自然に手を広げ、顔はニコニコ笑顔になるでしょう。
帰り道はスキップしているかもしれません。
心も身体もはずんでいるのです。
ワーク)
ストレス状態とは、一種の緊張状態です。強い緊張が続くと、筋肉のなかの血管が縮こまって、血液の流れが悪くなり、肩がこります。
また、心が疲れ切っていると、思う通りに身体をコントロールできなくなってしまいます。
あなたの心と体は、今どんな状態でしょうか?
肩をぐうっと耳までつくぐらい上げて見て下さい。
肩を上げているつもりなのに耳まで届いてないときは、心が疲れているサインかもしれません。ストレスで身体がかたくなっている可能性大です。
<今日のポイント>
心と体はつながっている
2月1日
ふるかわひであき