ふるかわひであきが、日頃の出来事をただ淡々と耽々と語ります。ただ淡々と耽々と毎日続けるブログです。くじけた時も、淋しい時も、裏切られても、だまされても、いじめられても、泣かされても、平気な顔して続けます。ブログは歌とカウンセリングとSC便りを超えられるか・・
<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 人との関係を考える 8 | main | 暮らしに役立つ社会心理学 2 >>
暮らしに役立つ社会心理学

ドア・イン・ザ・フェイス

 

社会心理学の話をしても誰も面白くないだろうなぁと思っていたら、結構みなさん興味深く読んで下さっているようなのでもう少し続けますね。

 

ドア・イン・ザ・フェイスというのは、誰かを説得する時に、最初に受け入れてもらえなさそうな大きな要求をしてから、それを引っ込めて新たに小さな要求をすることで、後の要求を受け入れてもらいやすくなることです。

 

例えば、100万円の品物を買ってもらうように説得した後、「ではせめて10万円の品物を」と言われた場合、最初から10万円の品物を提示されるよりも購買意欲が増加します。

 

子どもはごく自然にこういうテクニックを使いますね。

 

おこずかい100円ちょうだ〜い。え?だめなの?じゃぁ30円でいいよ。

 

ついついあげてしまいそうになります。

 

あと、今はもういませんが昔の押し売りがそうでした。

 

最初に鍋とか包丁とか高価なものを売り付けて、それがダメなら最後はゴム紐だけでも買ってくれと言います。

 

それでもダメなら、包丁を突き付けて「昨日刑務所から出てきたばかりだ!なんか買わねぇとひどい目に遭わせるぞ!」なんて古典的なコントに出てきそうなことも現実にたくさんあったそうですよ。

 

 

要するに、このイラストが「ドア・イン・ザ・フェイス」の説明ですね。

 

最初はドア越しに顔を出して、「鍋や包丁は売らないんだから、せめてゴム紐買ってよ」と売り付ける。

 

この「こちらが譲歩したのだから、そちらもそれに応えて何か買いなさいよ」という考え方は、先日ここで紹介した「好意の返報性」に基づくものですね。

 

人はこの「好意の返報性」にとても弱い生きものなんです。

 

ドア・イン・ザ・フェイスと好意の返報性はセットで動きます。

 

また少し知識が増えましたか?

5月19日

ふるかわひであき

COMMENT









Trackback URL
http://hurukawa.tantant.net/trackback/2929
TRACKBACK