ふるかわひであきが、日頃の出来事をただ淡々と耽々と語ります。ただ淡々と耽々と毎日続けるブログです。くじけた時も、淋しい時も、裏切られても、だまされても、いじめられても、泣かされても、平気な顔して続けます。ブログは歌とカウンセリングとSC便りを超えられるか・・
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旅行

 

施設で働いていた時に、授産作業のひとつに鳩小屋の清掃作業をしていました。

 

「鳩小屋」の画像検索結果

 

当時(今もあまり変わらないかもしれません)障害者施設に安定した仕事を提供してくださる企業はなかなか見つかりませんでした。

 

あちこちの御縁をたどり、地域で伝書鳩を飼育されていた方が、その清掃作業に賃金を提供して下さいました。

 

鳩は帰巣本能があり、どんなに遠くから放してもまた帰ってきます。

 

すごいなぁと思っていたら、世界には凄い鳩がいて、旅に出ると何日も空が真っ黒になるほどの鳩が飛んでいたそうです。

 

その鳩の名を「旅行鳩」と言います。

 

アメリカにいた鳩です。

 

この鳩もドードーと同じ運命をたどりました。

 

18世紀には北アメリカ全土でなんと50億羽も生息していました。

 

こんなふうに空を覆い尽くして、アメリカの風物詩のような鳩だったらしいです。

 

人々は農作業の合間にこんな風景を見ていたそうです。

 

この旅行鳩、食べるとめちゃくちゃ美味しかったそうです。

 

ドードーはあまり美味しくなかったにも関らず、食用で絶滅したのですから、美味しい旅行鳩を人間が見逃すはずがありません。

 

ニワトリのように飼育する手間もいらず(場所もエサ代も伝染病の心配もいらない)、その上50億羽もいたのですから、当然美味しくて良質なたんぱく源として人間の餌食となりました。

 

いくら50億もいたとしても、こんな感じで捕獲しまくれば、やがて絶滅するに決まっています。

 

無線や電信などの通信手段が進歩すると、旅行鳩の動向が遠隔地同士でも共有され、計画的に捕獲されました。

 

肉だけではなく、羽毛も利用され、1890年代に絶滅しました。

 

全く人間の食欲には驚かされます。

 

日本でも戦後の食糧難の時は犬を食べてましたもんね。

 

この旅行鳩、本当に美味しかったみたいです。(文献が多数あるようです)

 

 

旅行鳩の絶滅は実に悲しむべきことですが、そんなに美味しいのなら一度喰ってみたかったと思う矛盾した私がいます。

 

今日もブログをお読み下さり、ありがとうございます。

9月3日

ふるかわひであき

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