ふるかわひであきが、日頃の出来事をただ淡々と耽々と語ります。ただ淡々と耽々と毎日続けるブログです。くじけた時も、淋しい時も、裏切られても、だまされても、いじめられても、泣かされても、平気な顔して続けます。ブログは歌とカウンセリングとSC便りを超えられるか・・
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神経症の人との接し方 10

議論をしない接し方の例

 

例えばここにとても嫉妬心の強い奥様に手を焼いている、建築設計士のご主人がいたとしましょう。

 

この奥様の嫉妬の対象はご主人の女性関係ではなく、ご主人の仕事です。

 

彼女はご主人が仕事にとりかかろうとすると、今まで見ていたテレビを消し、読書もやめて、どうでも良いような下らない話を延々としてきます。

 

ご主人が「明後日までに設計図を書いて出さなければならないんだ」と言っても彼女は一向に納得せず、それどころか、あなたは仕事中毒になってしまっていて、いつも私と一緒にいようとしない。あなたが私をもはや愛していないのは明らかだという議論をふっかけてきます。

 

ご主人はそれに対して、自分がいかに妻を愛しているのか、愛しているからこそ仕事をしてお金を稼がなければならないのだという反論をします。

 

それに対して彼女はまた反論を重ねます。

 

そうして気がついたら明け方まで議論が終わらないという日々が続くようになりました。

 

もちろんその結果、このご主人の仕事はまったくはかどらず、とても困った状況に陥ります。

 

その上、議論をした後の数日間、彼女の気持ちの落ち込みが激しくなり、抑うつ状態になることもよくありました。

 

彼は「このままでは仕事どころか、自分の精神がおかしくなりそうです。時々離婚という言葉も頭をよぎりますが、それは何とか避けたいです」と訴えられました。

 

そんな彼に対する私のアドバイスは以下の3つです。

 

〇纏にかかる前に、必ず彼女にだけ割く時間を作り、いかに彼女を愛しているのかを語り、肩を抱きしめたりする。

 

∪澤廚了纏について彼女に説明をして、仕事上で自分が迷っていることやしんどいことを彼女に相談してみる。

 

ほんの些細なことでも良いので、設計図を書くにあたって、彼女が手伝えることを見つけて、彼女との共同作業を目指す。

 

彼は藁をもつかむ気持ちで、半信半疑ながら実行します。

 

そして、ついには、設計図を作る時に、簡単な線を引いてもらったり、建築デザインの参考にするために、いろんな商業施設の見学に彼女も同行してもらい、女性の目線からの設計などの意見を聞くようになりました。

 

すると彼女は彼が設計図を書くことに生き生きと興味を示すようになり、取引先とのやり取りにも参加するようになり、そうなると、彼女の方から提出期限を守るための計画を彼に提案するまでになりました。

 

そうなると、以前のような不毛な議論はなくなり、折り合いもずっと良くなって、夫の仕事に自分も大きく貢献しているんだという自負というか、自己肯定感も育ちました。

 

それに伴い、以前のような気持ちの落ち込みもなくなりました。

 

いかがですか?「議論」「禁止」「命令」「説得」「やりこめる」などの禁忌対応はひとつも入っていないことに注目して下さいね。

 

今日もブログに来てくれてありがとう。

6月25日

ふるかわひであき

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