ふるかわひであきが、日頃の出来事をただ淡々と耽々と語ります。ただ淡々と耽々と毎日続けるブログです。くじけた時も、淋しい時も、裏切られても、だまされても、いじめられても、泣かされても、平気な顔して続けます。ブログは歌とカウンセリングとSC便りを超えられるか・・
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神経症の人との接し方 13

条件付けの応用

 

神経症者の人の症状消失を犬の行動と同じにするなんて・・・と思われる方も

おられるかもしれませんんが、この方法は人間にも応用できることが証明されており、行動療法として、心理療法の中では唯一、医療保険適応の対象にもなっています。

 

例えば、留守番恐怖症という神経症があるのですが、それにこの行動療法を応用します。

 

留守番恐怖症は、一人で留守番ができる年齢になっても、母親や家族が一緒でないと、一人で留守番ができない神経症です。

 

中高生の女子に割と多くみられる症状です。

 

とても不安が強いので、もちろん私と二人で会うことは拒否します。

 

しかし、母親と一緒であれば会ってくれるので、最初は母親と一緒に会います。

 

この時にお母さんと打ち合わせをしておいて、彼女と話をしている最中に、急用で近所の人を訪ねるふりをしてもらい、最初はほんの5分ほどだけ私と彼女の2人だけの時間を意図的に作ってもらいます。

 

その次に母親の友達に協力してもらい、家に訪ねて来てもらい、ほんの少しだけ玄関先で話をしてもらい、どうしても急に行かねばならない用事ができたと、10分だけ私と彼女の2人だけの時間を作ってもらいます。

 

もちろん、私と2人だけの時は、私はたっぷりと彼女を笑わせます。

 

笑っている時は時間が早く過ぎて行きます。

 

母親が少しでも家を留守にしたときは、私の書いた台本通りのことを彼女に話してもらいます。

 

「ごめんなさいね。誰々さんが私を引き止めたの。ね、知ってるでしょう、彼女がどんなにおしゃべりか。ともかく、私の留守中もあなたは立派にやったわ。私が実際に30分も留守にできたのは、あなたが立派にやってのけられるからよ。あなただって、ひとりでやろうと思えばできるってことをお母さんはずっと知っていたのよ。あなたはもうこれ以上こんな恐怖を感じなくなると思うわよ」

この方法を3〜6ケ月くらい継続します。

 

パブロフの犬の条件付けを応用していることがよくわかると思います。

 

そして最後に、神経症者の行動変容をほめて、励ましています。

 

このことも、とても大切な行動変容のための技法です。

 

今日もブログに来てくれてありがとう。

6月28日

ふるかわひであき

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