ふるかわひであきが、日頃の出来事をただ淡々と耽々と語ります。ただ淡々と耽々と毎日続けるブログです。くじけた時も、淋しい時も、裏切られても、だまされても、いじめられても、泣かされても、平気な顔して続けます。ブログは歌とカウンセリングとSC便りを超えられるか・・
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神経症の人との接し方 14

神経症を理解する

 

神経症者に昨日書いたような条件付けによる行動療法はとても有効ですが、それを家族の人がすぐに実践するのは難しいことでもあります。

 

ただ、神経症は不治の病ではなく、治す方法がいくらでもあるのだという事実を知って頂き、少なからず安心して頂きたいので、その方法の例を昨日書かせて頂きました。

 

今ここで書いているテーマは、神経症の治し方ではなく、家族や恋人の接し方なので、そちらに話を戻します。

 

まず、神経症者の神経症的行動は、神経症者の持っている問題解決策のひとつなんだということを理解してください。

 

その症状は本人と家族を悩ませるとても厄介なものなのですが、その症状が彼らの心を守る一つの方法で、それはそれで大切な機能なのです。

 

例えば、私は動物が好きで、ずっといろんなペットを飼っていましたが、ペットも病気になります。

 

そんな時に私の愛すべきペットである犬や猫は、ひたすら何も食べずに安全なゲージの中でじっと動かずに休んでいました。

 

その理由は、何も食べないでいることが、内臓機能を回復させる最も有効な方法であることをペットたちは本能的に知っているからです。

 

ここでもし私がそのことを知らずにペット達と接したらどうでしょう。

 

おそらく彼らに遊びを強要したり、無理に食べ物を与えたり、散歩に引っ張り出したり、彼らの回復とは逆方向の接し方をしてしまうでしょう。

 

あるいは、自分の今までの飼い方を悔やんだり、心配のあまり、自分が病気になったりするかもしれません。

 

だけど、今じっとしているのは動物にとって、生まれついて身に着けている最善の回復方法なのだということを知っていれば、飼い主の気持ちの波は穏やかになります。

 

同じことが神経症者にもあてはまります。

 

神経症者の症状は、彼らの問題解決方法のひとつなのだと、家族や恋人が理解していれば、彼らに対する否定的な感情が和らぎます。

 

ただ、神経症者と動物の一番大きな違いは、動物の解決方法は間違っていないのですが、神経症者の症状は本人と周囲の人をとても苦しめてしまう解決方法だということです。

 

今日もブログに来てくれてありがとう。

6月29日

ふるかわひであき

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