ふるかわひであきが、日頃の出来事をただ淡々と耽々と語ります。ただ淡々と耽々と毎日続けるブログです。くじけた時も、淋しい時も、裏切られても、だまされても、いじめられても、泣かされても、平気な顔して続けます。ブログは歌とカウンセリングとSC便りを超えられるか・・
<< September 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< カイカイ 31 | main | カイカイ 33 >>
カイカイ 32

その頃体内では・・・

 

北部戦線から南下した免疫細胞軍が、南部戦線の北、約20センチに到着。

 

双眼鏡で戦場の様子を覗いたキラーT細胞はその惨状に驚いた。

 

そこには新カイカイの旗がずらりと並び、白血球老兵たちの死体が山のように積まれていた。

 

死体の山の一番上にある死体を見てキラーT細胞は言葉を失くした。

 

白松与之助の死体が強風にさらされていた。

 

その光景は無残としか言いようがなかった。

 

キラーT細胞の頬に涙が一筋流れた。

 

「おじぃちゃん・・・」

 

このキラーT細胞の名前は白松与市。

 

与之助の孫にあたる。

 

与一の頭の中に、幼かった頃、自分に優しかったおじいちゃんの思い出が蘇る。

 

キラー部隊に採用された時、戦士としての心得を優しく、そして時に厳しく教えてくれたおじぃちゃん。

 

そのおじぃちゃんが今、目の前で野ざらしにされ、無残な姿をさらされている。

 

与一はこぶしをブルブルと奮わせて、マクロファージに言った。

 

与一「姫様、どうか私に先陣をお任せ下さいませ」

 

マクロファージ「それはならぬ」

 

与一「そんなご無体な、何故ですか姫様?」

 

マクロファージ「そなたは今、祖父の仇を討とうとして冷静さを欠いておる。戦は熱くなった方が負けるのじゃ」

 

与一「それはそうでございますが・・・。しかし姫様、それでは誰を先陣に?」

 

マクロファージ「わらわが参るぞ」

(注)マクロファージ姫は洋風(私)から和風(わらわ)までこなせますので、時にキャラクターが変わります。みなさん、混乱することなくしっかりとついていきましょう。

 

与一「姫様自らが先陣をお切りになるのですか?それはいけません!万が一にも姫様の身に危険が及んでは取り返しがつきませぬ!」

 

マクロファージ「そなたは、わらわを失いとうないか?」

 

与一「当たり前でございます。姫様は私だけではなく、この国の民、みんなから慕われておられます。優しく、美しき姫様のためなら命も惜しまぬ者ばかりでございます」

 

マクロファージ「それならばなおさらじゃ。私が自ら先陣を切ると言えば、皆の者の士気が上がり、わらわを守るためにそれぞれの力を出し切ることができるのではないか?」

 

与一「はは、おっしゃる通りでございます」

 

マクロファージ「必ずしや南部戦線を奪還し、そなたの祖父の遺体を弔ってやろうぞ」

 

与一「姫様・・・」

 

与一は姫の優しさに泣き崩れた。

 

与一「姫様、それではひとつだけお願いがございます」

 

マクロファージ「なんなりと申してみよ」

 

与一「不肖、この白松与一に姫様の身辺警護をお申し付けくださいませ」

 

マクロファージ「うむ、苦しゅうない。しっかりと励むがよい」

 

与一「ははぁ、ありがたき幸せ〜」

 

今日もブログを読んで免疫機能を高めましょう。

9月15

ふるかわひであき

COMMENT